フェイスブック広告×企業出版でリード獲得!ブックLPの作り方

リード獲得方法を模索している方に知ってほしいのが、フェイスブック広告×企業出版のマーケティング戦略です。

フェイスブック広告×企業出版のマーケティング戦略では、フェイスブック広告を通して顧客をランディングページに誘導します。

この記事では、

  • ブックLPのランディングページはどのような内容にすべきか

  • ブックLPのランディングページ作成の注意点

  • ブックLP運用のポイント

をご紹介します。

記事の目次

    ブックLPとは

    プル型の出版戦略「ブックLP」では、あなたの会社の商材と相性のよい見込み顧客が読みたいと思う本をリーズナブルな価格で販売し、買ってくれた顧客に対して商談アポやセミナーへの案内を実施していきます。

    ブックLP施策の流れは以下の通りです。

    1. 理想の顧客像を描く

    2. 顧客が魅力を感じる本の企画を立てる

    3. 本の制作

    4. ランディングページを作成

    5. 本を印刷・製本し、フェイスブック広告を展開

    6. 本の梱包・発送を行う

    7. テレアポなどで商談へ繋げる

    8. フェイスブック広告運用を改善しながらブックLPを継続する

    ブックLPは本を販売するランディングページをフェイスブック広告で運用し、本を買ってくれた人に対して営業活動を実施していくという流れになります。

    参考記事:プル型のマーケティング出版戦略『ブックLP 』施策の流れや考え方を解説

    ブックLPはランディングページのコンテンツが重要

    いくら内容が優れていて役立つ本であったとしても、買ってもらうことができなければ意味がありません。

    買ってもらわなければブックLPとしては失敗となってしまいます。
    (ブックLPとしてうまくいかなくてもブックDMに切り替えて本を活用する方法はあります)

    そのため、ランディングページが大変重要であることは理解いただけるはずです。

    では、ランディングページに記載するとよいコンテンツはどのようなものがあるでしょうか。

    • 本の内容紹介(タイトル、企画や目次)

    • 本を読むとどのようなメリットがあるのか(何を学ぶことができるのか)

    • 本ができるまでのストーリー

    • 返金保証

    • 今買ってもらうべき理由

    • 読んだ人の感想


    上記がブックLPのランディングページで記載を検討するべきコンテンツです。

    これらをできる限りスムーズに読んでもらえるような順番に配置するとよいでしょう。

    特に、何を学ぶことができるのかについては詳細を記入して本を読む前にイメージしてもらえるように努めましょう。


    何が学べるかが分からない段階で本を読むことはありえませんし、極端に言えば、内容がある程度わかる、ネタバレの状態にならないと購入してもらうことは難しいのです。


    これは書店で本を買う時を考えると分かりやすいです。

    表紙だけを見て購入することはそんなに多くはないはずです。

    気になったら本を手に取ってパラパラとめくってみて、場合によってははじめにや目次、第一章の冒頭ぐらいを読んでから初めてレジに向かうのが一般的でしょう。

    中身が確認できる書店であっても購入に至るまでには慎重になるのが普通であることを考えると、手に取ることができない環境下で買ってもらうためにはそれなりの安心感を与える必要があるのです。

    また、返金保証を付けるのも買ってもらうためには有効な手段と言えます。

    もともと低価格で販売しますし、本の売上も期待しているわけではないはずです。

    返金になっても大きな痛手にはならない上に、それで安心して買ってもらうことができるとなれば返金保証は是非つけるべきでしょう。

    AmazonなどのECショッピングモールの本の販売ページは文字数制限などがあるため、1冊の本のコンテンツについてそこまで深く紹介されていないことが多いですが、自身で運用するランディングページであれば、好きなだけ情報を掲載することができます。

    テキストだけでなく動画を掲載することも可能なので、コンバージョンアップを考えるために検討してみるのもよいでしょう。

    コンテンツ作成の注意点

    なお、記載をおすすめしている「読んだ人の感想」ですが、新発売となるため感想を得るのは簡単ではありません。

    とはいえ、口コミやレビューを見ることで安心して購入できると考える人もいるので、もし掲載したい場合には既存顧客に読んでもらって感想をいただいておくとよいでしょう。

    なお、間違っても自身で考えた「やらせレビュー」を掲載しないことです。

    Amazonでもやらせだろうなと思えるようなレビューばかり書かれている販売ページを見ることがありますが、見る人が見れば分かりますし、ばれた際にはプラスにならないどころかむしろマイナスの印象が強いものです。

    企業体質も問われることになりかねませんので注意しましょう。

    テレアポと併用して使うのが理想的

    ブックDMとブックLPはマーケティングの施策であり、本を読んでもらえても、すぐに商材の購入に至ってもらえることはなかなかありません。

    そのため、最初から商品やサービスの案内は同封しないほうがよいでしょう。

    同封するのは、商談アポ依頼の手紙やセミナーの案内チラシです。

    BtoBの無形商材のマーケティングは、複数の段階を経て少しずつハードルを越えてもらって初めて成約となるものであり、売り込んで買ってもらうのではなく、いつの間にか商材の購入を検討してもらっているという流れが理想なのです。

    とはいえ、ほったらかしでその理想は実現できません。

    本を読んでその時は「なるほど、うちの会社の課題も相談してみたいな」と思ったとしても、忙しい経営者はすぐに他に興味を持ち始めてしまうものです。

    鉄は熱いうちに打てというのは営業の鉄則ですが、せっかく熱くなっているのに次のステップをその人任せにするのは少しもったいないですね。

    そこでおすすめするのがテレアポです。

    本を読んで少し面白そうだなと思った、そこにテレアポで電話がかかってきたら「一度、詳しい話を聞いてみるか」となることは想像に難くありません。

    テレアポのノウハウやリソースがなければ代行会社に任せるという方法もあります。

    もちろん、どうしてもテレアポが難しい場合には、メールでの連絡で代用することもできます。

    いずれにしても、本を読んでもらっている可能性がある人に対して、本を読み終えたぐらいのタイミング、例えば本を届けてから3週間ぐらいで一度連絡をして商談アポやセミナーへの参加を提案してみましょう。

    送りっぱなしは禁物です。

    まとめ

    自社の商品やサービスを紹介する魅力的な内容の本をつくることができても、本を読んでもらえなければ商談・成約には繋がりません。

    ぜひブックLPに適切なコンテンツを詰め込むことで、顧客の興味や信頼を獲得してください。

    また、本を送った後は継続的に適切なフォローを行いましょう。

    ブックLPによるリード獲得に少しでも興味を持たれた方は、ぜひラーニングスまでお気軽にお問い合わせくださいませ。

    企業専門出版のラーニングスがあなたの経営課題を解決します

    \お気軽にお問い合わせください/

    \出版に関する資料はコチラから/

    梶田洋平

    出版社ラーニングス株式会社 代表取締役

    慶応義塾大学卒業後、証券会社に入社し法人・リテールの営業活動に尽力。退社後、2017年7月にラーニングス株式会社を設立。はじめて本を出版する企業や個人事業主の方を対象とした事業を展開する。これまで自身が著者として出版した本は16冊、読んできたビジネス書は3,000冊以上。

    https://www.learnings.co.jp/
    Previous
    Previous

    「ブックLP」の効果とかかる費用|プル型マーケティング出版戦略

    Next
    Next

    プッシュ型のマーケティング出版戦略『ブックDM 』具体的な企画例も紹介