売上アップに「出版」が役立つ企業の特徴とは?
当ブログでは、経営課題の解決のための企業出版をおすすめしてまいりましたが、どんな企業にも役立つ手法かと聞かれればそうではありません。
実際、これまで多種多様な業種業態の企業のお手伝いをしてまいりましたが、費用対効果を鑑みてお役に立てるケースもあればそうでないケースがあったのも事実です。
ここでは、特にご要望の多い売上アップを目的とした場合に、どんな企業のお役に立ちやすいかについて解説してまいります。
記事の目次
無形商材を扱う企業の場合
まず、無形商材を扱う企業であれば企業出版がお役に立てるケースが多いです。
というのも、有形商材はどうしても利益率が低く、価格勝負となりやすいために、数を売る戦略を取ることが多いためです。
一方、無形商材は目に見えない価値を感じてお金を払ってもらう必要があるため、その価値を感じてもらうための情報を伝える必要があります。
この情報を分かりやすく伝えるために一冊の本は非常に効果的なのです。
もちろん、有形商材であっても唯一無二の商材で利益率が高いケースや、コンサルティング提案など付加価値を高めて販売している企業であれば、企業出版との相性はよいと言えるでしょう。
BtoB事業者
BtoC事業社よりも、BtoB事業者の方が企業出版は効果を発揮しやすいです。
どうしてもBtoB事業者は意思決定プロセスが複雑になりやすく、また、最終的には経営者が判断するケースも少なくありません。
企業によっては情報を集めるのが若手社員の役割で、意思決定のみ上司や経営者が行うケースも少なくありませんが、経営者は読書家の人も多く、本が説得材料となるケースも想定できます。
また、ノウハウやこれまでの実績を営業の場面で口頭やパンフレットのみで説得しても、時間的になかなか伝えきれないケースも多いはずです。
会社案内やサービス資料はなかなか細部まで読んでもらえれませんが、1冊の本であれば読んでもらえる可能性はあがります。
さらに、BtoB事業者は展示会に出展する企業が多いですが、展示会に出展するのであれば本はかなり強力な営業ツールになります。
本と交換する形であれば、自社サービスに興味を持ってくれた方の名刺もいただきやすくなりますし、パンフレットや会社案内に比べて価格表記のある本は圧倒的に捨てられにくくなります。
遠方から来た来場者が帰路の新幹線の中で読んで興味を持ってくれる、そんな本づくりを目指すのもよいでしょう。
高額商材を扱う企業
企業出版のプロジェクトは、おおよそ半年から1年ぐらいの期間を要します。
これだけの期間(労力)がかかり、それに加えて費用も掛かることを考えると、あまりに低価格の商材では割に合わなくなってしまいます。
それこそ、本の価格であるおおよそ2,000円未満の商品の販売がメインの企業であれば、企業出版で売上アップを狙うよりは商品そのものの広告を出した方が労力や費用も安く済んでしまう可能性が高いです。
仮にBtoC事業であっても大学受験予備校や住宅販売など、比較的高額な商材を扱う事業者であれば企業出版との相性はよいと言えるでしょう。
まとめ
ここではあえてご要望の多い売上アップを目的とした場合に絞って解説したために、
無形商材
BtoB事業者
高額商材
がお役立ていただきやすいと紹介しましたが、例えばブランディングや人材採用、教育を目的にした場合には上記の条件に当てはまらなくても全く問題ありません。
ちなみに、最近ホームページ制作会社やWebマーケティング会社、Webコンサルティング会社などITサービスを提供する会社の企業出版が増えてきているように感じています。
出版事例:ホームページ制作会社があえてブランディングの本を出版した深い理由
これはマーケティングは得意で自社でできていて、売上をさらに伸ばすところに課題があると感じている企業が、出版に取り組み始めているためと考えられます。
実際、ITサービスを提供している会社が何が得意であるのか、どんなノウハウを持っているのかが結構分かりづらいと感じます。
結果的に、価格が安いところや営業が熱心な会社に発注をして失敗してしまうといった経験がある経営者は多いはずです。
そんな経営者をターゲットとして、ノウハウや成功事例などをまとめた本を手渡したらいかがでしょう?
きっと、この会社にお願いしたらうまく行くのではないかと検討するストーリーが想定できます。
あなたの会社ではどのような本を出版すれば成約までのボトルネックを解消できるのかについて、一度考えてみていただきたいと思います。
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