売上アップを狙って企業出版する際の費用対効果について

ラーニングスが企業出版をお手伝いする際、最もよくある出版目的は何と言っても売上アップです。

そして、売上アップへの貢献がラーニングスの企業出版サービスで最も得意なケースでもあります。

今回は、企業出版でどのように売上アップを実現するのかについて解説していきます。

この記事の目次

    ラーニングスは売上アップを狙う企業出版が得意です

    ラーニングスでは、売上アップのための企業出版に特に力を入れてきました

    というのも、売上アップに貢献することができれば、2冊目、3冊目とリピートして利用していただける可能性が高くなり、結果としてWin-Winの関係を築きやすくなるためです。

    例えば、出版費用に300万円かかったとして、1,000万円以上の売上アップが実現できたらどうでしょうか?

    狙うターゲットを少し変えた本を追加で出版してさらなる売上アップを狙うという施策も検討できますよね?

    ラーニングスの企業出版サービスはストック型のビジネスモデルではなく、フロー型のビジネスモデルにはなっておりますが、継続利用していただくことによってストック型のように継続的な売上の実現が期待できます。

    そうした狙いもあって、ノウハウを蓄積しながらサービスを提供してきたので、最近では「売上アップが得意です」とクライアントに伝えています。

    企業出版による売上アップが向いていないケースもある

    売上アップしても利益率が悪くて、結局利益があまり残らなければ意味がない」という声をいただくことがありますが、これはその通りとしか言いようがありません。

    売上アップの前にしっかりと利益が上がるストーリーが出来ているのかは非常に大切です。

    種明かしをしてしまいますと、例えば、薄利多売の業種、業態の場合は売上アップを狙っての企業出版はあまり向いていません。

    マーケティングに費用や労力を費やした方が効果的であることが想定されます。

    また、単価の低い商材の場合も企業出版が売上アップに貢献しづらいでしょう。

    単価が低い商材は、商品購入のハードルが高くないので企業出版よりも広告費等を検討したほうが効果を得やすいはずです。

    一方、不動産や企業へのシステム導入など、高額商材の場合やBtoB商材を扱っている企業様の場合は企業出版が売上アップに貢献できる可能性が高いです。

    高額商材やBtoB商材は、購入までのハードルが高く、また複雑です。

    単に費用がネックになっているケースもあれば、決裁権者の説得が大変だったり、あるいは費用対効果の説明が難しいケースもあります。

    こうした高く複雑なハードルを解決していくのが企業出版の役割で、本の中で価格の妥当性や費用対効果の納得感を伝えて売上アップへとつなげていくことを狙っていくのです。

    最初に最低何件のお客様の成約を狙うのかを考えてみましょう

    売上はアップすればアップするほどいいものではありますが、最低限いくらのサービスを何件獲得すれば出版の費用を回収できるのかについてはよく考えてみる必要があります。

    例えば、300万円のコンサルティングサービスがあり、利益率が60パーセントだとすると1件当たり180万円の利益となります。(あくまでもイメージなので税金等細かい計算は割愛させていただきます。)

    企業出版にかかる費用がトータルで350万円だとするとどうでしょうか?

    企業出版をすることによって2件成約を増やすことが出来ればとりあえずペイできるという考え方ができます。

    広告ではないため、出版してすぐでなくても最終的に2成約を増やせばよいと考えればかなり実現できるイメージが出来てくるのではないでしょうか?

    ここで紹介した例はかなりざっくりとしたイメージの金額ですが、企業出版に取り組む際には、商材(サービス)、単価、利益率、件数を狙うのかは是非考えてみることをおすすめします。

    商材を開発してしまうのもあり

    なかなか売上アップのイメージが出来ないというケースもあると思います。

    その場合は、新たに商材(サービス)を用意してしまうというのも一手です。

    通常のサービスをより充実させた高額バージョンを用意するのも一手ですし、既存のサービスの売上アップを狙っていた場合にはオーダーメイド型の高額サービスの開発を検討するのも一手です。

    実際、ラーニングスでは企業出版に取り組む際にバックエンドの商材の相談もさせていただくケースは多く、企業出版に取り組む際にはそうしたこれまでの経験を基にアドバイスをさせていただいております。

    ターゲットをずらしながら2冊目、3冊目を出版して売上アップを狙う

    売上アップを狙って企業出版に取り組む際には、ターゲットをかなり絞り込みます。

    先ほど粗利60%で300万円の商材を例に出せていただきましたが、この場合は最低2件の成約を狙うことになります。

    こうなると、たくさんの冊数が売れるよりも、少ない部数でもよいのでターゲットにズバリ刺さる本を作ることになるので、結果として書店で並んでいる多くの本のようにマス層をターゲットにした本とは違う作り方になります。

    そうして売上アップに成功したら、今度はまたターゲットを少しずらしながら2冊目、3冊目の出版に取り組むとどうでしょうか?

    少しずつ、でも、着実に売上アップを実現していく未来がイメージできるはずです。

    まずは一度ご相談ください

    「売れる本が作りたいけど売上アップにもつなげたい」というお声はよくいただきますし、その気持ちももちろん分かります。

    そして、もちろん、それが実現できるほどよいことはありません。

    でも、そもそもベストセラーは出版される本のうちの本の数パーセント、いや1%に満たないぐらいしかありません。

    それも、ベストセラーは結構名の知れた著者であるケースが多いはずです。

    企業出版でベストセラーを狙う気持ちもわからなくもないですが、それがスベッた時の代償はそれなりに大きいです。

    であればこそ、まずは売上アップにつなげる本を目指してみてはいかがでしょうか?

    もちろん絶対に売上がアップできると保証できるわけではありませんが、それでもベストセラーよりも圧倒的に実現できる確率が高いと考えております。

    まずは、ご相談を心よりお待ちしております。


    企業専門出版のラーニングスがあなたの経営課題を解決します

    \お気軽にお問い合わせください/

    \出版に関する資料はコチラから/

    梶田洋平

    出版社ラーニングス株式会社 代表取締役

    慶応義塾大学卒業後、証券会社に入社し法人・リテールの営業活動に尽力。退社後、2017年7月にラーニングス株式会社を設立。はじめて本を出版する企業や個人事業主の方を対象とした事業を展開する。これまで自身が著者として出版した本は16冊、読んできたビジネス書は3,000冊以上。

    https://www.learnings.co.jp/
    Previous
    Previous

    自費出版と企業出版(カスタム出版)の違いについて

    Next
    Next

    企業出版で得られる効果まとめ