ビジョンブックをつくった後の使い方と活用事例
ラーニングスが提供する企業出版サービスは、本をつくることを目的にはしておりません。
つくった本を活用して経営課題の解決に活かしてこそ、企業出版サービスと考えております。
今回の記事では、特にビジョンブックプロジェクトに絞って、つくったビジョンブックをどう活かしていくのかについての例を紹介していきます。
記事の目次
採用活動で配る
離職率が高いとすると、その会社に問題がある場合もありますが、そもそも会社とその社員がミスマッチとなってしまっている可能性もあります。
能力や意欲があったとしても、会社とミスマッチとなってしまっていれば、その社員はきっと活躍することはできないでしょう。
短期間で離職してしまうことは、会社と社員双方にとって好ましい状態とは言えません。
採用にもお金がかかっているので、採用することを目的とするのではなく、会社にマッチした人を採用することを目的としなければなりません。
これを解決するためにビジョンブックは役立ちます。
選考の過程において、ビジョンブックを手渡して、会社がどんな価値観を持っているかなどを伝えてみてはいかがでしょう。
きっと、「この会社で働きたい」と考える人が選考に進んでくれますし、離職する可能性が高い会社とマッチしていない人は選考の段階でリタイアとなるでしょう。
全体会議で読み合わせをする
社員が同じ方向を向いて働くことができたなら、大きく業績を伸ばしていくことが可能になるでしょう。
個人事業主の集まりが会社ではありません。
組織となることによって、個々人の能力の足し算ではなく、掛け算となっていくことこそが理想です。
でも、経営理念の浸透はなかなか難しいもの。
毎朝の唱和を励行している会社も少なくありませんが、ただ暗記するよりも社長が経営理念に込めた思いを伝えたり、読み合わせするなどして浸透に力を入れてみてはいかがでしょう。
ビジョンブックを活用して、継続して伝え続けることができれば、組織力強化へとつながっていきます。
1on1で活かす
上司との面談がない企業はないでしょう。
でも、ただ営業成績や目標の進捗を確認するだけで終わらせてしまうのも、少し勿体ない気がしませんか。
そんな時は上司との1on1や社員同士での1on1をより実りあるものにするために、ビジョンブックを活用していくことを考えてみましょう。
ビジョンブック内に経営理念について話し合ってメモを取りましょうというノートのようなコンテンツを用意してもよいでしょうし、今週実現できたバリューや週報を書き込めるような作りにしてもよいかもしれません。
ビジョンブックに記載するコンテンツに正解はありませんし、その会社にとって必要と思えるようなコンテンツを含んだものをつくることが大切です。
社外に配る
ビジョンブックは社員教育など、社内向けとは限りません。
社外に配るという使い方も考えてみてはいかがでしょう。
昨今は何を買うかはもちろん大切ですが、それに加えてどこから買うかというのが重要な判断材料となってきています。
経営理念は、会社の宣言であり、社会との約束とも言えます。
どんな会社であるのかを知って、その会社の経営理念に賛同したらその会社の商品やサービスをよく購入するようになるのが一般的です。
ビジョンブックは社外向けにも活用できるツールなのです。
つくる過程も大切
つくることが目的ではなく、つくったビジョンブックをどう使うかが大事ということを強調してきました。
ただ、ビジョンブックをつくる過程というのもまた大切です。
だからこそ、ラーニングスではビジョンブック制作サービスと言わずにビジョンブックプロジェクトと名付けております。
会社にとって何が必要なのか、どんな情報を共有していくべきなのかを話し合いながらプロジェクトを進めていきましょう。
つくる過程においては複数の社員にプロジェクトに加わってもらったり話し合うのもおすすめです。
ビジョンブックはつくって終わりではありません。
大切なことは徹底的に活用して、「ヒト」に関する悩みを減らし、組織力を強化して成果を大きくしていくことです。
まとめ
ここに記載した使い方以外にも、その会社ならではのビジョンブックの使い方もあるかもしれません。
もしあなたの会社が、ヒト・モノ・カネの経営資源のうち「ヒト」が業績に大きな影響を持っているのであれば、一度ビジョンブックプロジェクトを検討してみてはいかがでしょうか?
疑問点や不明点があればぜひお気軽にご連絡くださいませ。
この度は最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。
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