ビジョンブックに掲載するべきコンテンツとその目的
ラーニングスでは、企業の経営理念を社員に浸透させて、組織力強化による売上強化を目的としたビジョンブックプロジェクトをサービスとして展開しております。
もちろん、サービスとして提供しているだけではなく自社でもビジョンブックを活用しています。
ラーニングスのビジョンブックに掲載しているコンテンツについては別記事を参照いただくとして、今回は
ビジョンブックに掲載するコンテンツにはどのようなものがあるのか
そのコンテンツを掲載する目的
を紹介させていただきます。
是非、貴社のビジョンブックには何を掲載するかをイメージしながら読み進めてみてください。
記事の目次
経営理念(ミッション・ビジョン・バリューなど)
まず掲載するべきは経営理念についてです。
昔は社是と言ったり、最近ではパーパスと言ったりと呼び方は変わりますが、なんのためにその会社が存在しているのかは、ビジョンブックでぜひ掲載したいコンテンツと言えるでしょう。
あなたは会社が存在する理由は何ですか?
これに対して社員が答えられる状態になるところが、まず目指すべきところではないでしょうか。
社員心得やルール
社員はどんな気持ちをもって働くのが理想でしょうか?
価値観が揃っていないと組織としての一貫性が生まれません。
担当者が変わったとしても、サービスが変わらない状態であれば理想的ですね。
待ち合わせは5分前にする
顧客優先
といったルールを徹底することで、社員が考えて自律的に行動できる組織を目指しましょう。
リーダー心得
リーダーはどのように部下に接すればよいでしょうか?
教えてあげることが正解なのでしょうか?
ティーチングよりもあえて教えずに失敗を許容して学んで成長してもらうという考え方もあります。
コーチングで、自ら気が付いてもらえるように導いていく考え方もあります。
あなたの会社ならではのリーダーの在り方を、ビジョンブックに記載しておきましょう。
X年先の会社について
目先の仕事は大切です。
でも、そればかりに集中していると結局どこに向かっているのか、数年後にどんな仕事に取り組むのかがわからないまま作業をこなすことになってしまいかねません。
離職理由として多いのが、会社の未来が見えないからというものです。
ビジョンブックに3年後、5年後、10年後の未来構想を掲載してみてはいかがでしょうか。
参考記事:離職理由ランキング上位から考える企業がやるべきこと
社員紹介
ビジョンブックに、特定の社員を登場させるのも面白いでしょう。
成果を出しているあの人はどんな価値観で仕事をしているのか、一日のスケジュールはどうなっているのかを掲載することで、暗黙知を形式知に変えていくことが可能になります。
毎年ビジョンブックをつくる計画で「今年はだれが掲載されるんだろう」と期待感を演出するのも面白いかもしれません。
部署紹介
組織が大きくなればなるほど、意思疎通は難しくなります。
あの部署は何をやっているのかと言い出したり、部署間が仲が悪いケースも会社によってはあるのではないでしょうか?
そのままにしてよいという考え方もありますが、互いを知ることが会社全体の組織力強化につながっていきます。
社内制度
社内にはどんな制度があるでしょうか?
表彰式でいきなり表彰するよりも、こんな賞がありますと紹介しておくことでモチベーションにつなげていくのもよいでしょう。
資格試験の取得を推奨する自己啓発制度や福利厚生の精度など、せっかく社員のモチベーション向上のためにある制度も知ってもらわなければ意味がありません。
社長の履歴書
創業メンバーであれば社長がどんな歩みを経て今の位置にいるのかは知っているかもしれませんが、それ以外のすべての社員は知らないものです。
経営理念を決めるのも社長であれば、ルールを決定するのも社長であることが多いと思いますが、その社長がどんな人であるかも併せてお伝えすることで共感を生みやすいです。
社員に知ってもらうためにも、また採用のためにも社長のストーリーは是非ビジョンブックに掲載したいコンテンツです。
求める人物像
ビジョンブックは社内向けだけでなく、採用時にも活用することをおすすめしております。
あなたの会社にマッチした人はどんな人でしょうか?
他社とコミュニケーションをとるのがうまい人でしょうか?
目標数字にストイックに取り組める人でしょうか?
ビジョンブックに求める人物像を記載して、マッチした人の採用を目指しましょう。
創業からのストーリー
社長のこれまでの歩みはもちろん、会社の創業からの歩みもぜひ掲載したいコンテンツです。
会社への理解の深さは、営業時にも役立ちますし、エンゲージメント強化にもつながっていきます。
社長の履歴書と並んでぜひ掲載したいコンテンツです。
社風紹介エピソード
社風を知ってもらうことは社員の満足度やエンゲージメント強化、採用に大変役立ちます。
とはいえ、言葉で社風を伝えるのは簡単ではありません。
理想とするのは、社風を感じてもらえるようなエピソードを紹介することです。
なるほど、こういう時はこう動けばいいんだということがわかれば、心理的安全性につながっていきます。
1on1メモ欄
ラーニングスでは毎月1on1を実施しているのですが、その際に使用するメモ欄を用意しています。
前の1on1の時って何を話したっけ?
となると時間がもったいないですよね。
せっかく社員全員が持つことを前提につくるビジョンブックですから、定期的に使用する機会を設けていく工夫も大切です。
社名やロゴについて
社名やロゴがどうして現在のものになっているのか、営業の時に聞かれたことはないでしょうか?
また、その成り立ちについて社員全員は知っているでしょうか?
どの会社と取引するのかを決定するとき、その会社の商品に加えて会社や社員を見てから意思決定をするのが一般的です。
社員が、自社のロゴや社名を楽しそうに話してくれたなら、きっといい印象になりますし、その社員も楽しみながら仕事ができていることでしょう。
まとめ
あなたの会社でビジョンブックをつくるとしたらどんなコンテンツを掲載するとよいか、イメージがわいてきましたでしょうか?
ここで挙げたコンテンツはあくまでも例であり、必ず記載しなければいけないというものではありません。
また、ここで紹介していないコンテンツでも、あなたの会社では絶対に必要だと考えるようなコンテンツもあるかもしれません。
どんなコンテンツを掲載するのかが決まりましたら、いや決まっていなくてもビジョンブックをつくってみようかなと考えたら是非一度ラーニングスに連絡をくださいませ。
ラーニングスのビジョンブックをお見せさせていただきながら、ヒアリングを実施して、
「あなたの会社なら是非これを掲載しましょう!」
と提案をさせていただきます。
あなたの会社の組織力を高めるビジョンブックづくりのお手伝いができれば幸いです。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。
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