出版したら書店流通すべき?書店営業~出版後の書籍の活用方法について深堀り
以前の記事で、本は出版後にどう使っていくかで成果が大きく分かれることについて解説しました。
参考記事:本を買ってもらおうとすると失敗する!?配布するという手段をおすすめする理由
今回は、
出版後の本を書店流通すべきか
書店営業についての考え方
出版後の本を流通・配布させるためのアイデア
について深掘りしていきます。
記事の目次
そもそも書店流通はすべきか?
書店流通を通すかどうかは、ケースバイケースです。
実際、書店流通は行わずにあえて営業時や既存のクライアントに配布するだけに使うという企業もあります。
ただ、配布した場合ほどの効果は期待できないものの、書店で本を見つけて、その後問い合わせをしてくれるというケースもありますし、苦労して作った本が全国の書店に本が並んでいるのも感慨深いものがあります。
費用面との相談にはなりますが、できれば全国書店に本を流通することはおすすめします。
書店営業について
全国書店に流通するとなっても、毎日200タイトルもの本が出版される昨今ですから、書店への営業活動を実施しないとなかなか店頭に置いてもらえません。
本が完成に近づいてきたタイミングで
「●月●日にこんな本が出版されるのですが、店頭に置いてもらえませんか」
と営業をかける必要があるのです。
これは出版社が主導となって行うことになるのですが、営業活動を実施することで2~3冊なら置いてみようかなとなってくれる書店もありますし、新刊発行時に10冊単位で置いてくれるケースも少なくありません。
書店営業を実施してくれるかどうかについては、出版社によってサービス内容が異なると思いますし、もともと配布する前提で本づくりを進めるのが企業出版のポイントではあります。
ただ、せっかくの機会ですから書店に並んでいる経験は一度体験してみていただきたいと考えています。
出版!活用が大切
さて、無事に出版ができたら、いよいよそこからが活用のスタートです。
出版時にはプレスリリースを打ったり、自社のメルマガやホームページでの告知、さらには配布活動に力を入れての商談アポ獲得に力を入れていきましょう。
また、せっかく本を配ったのであれば本の感想を聞いて、それを次回以降の出版に活かしていくのもよいでしょう。
見込み顧客や取引先に
「この本、どんな人に合うと思いますか?」
と聞くと、次回の出版時に非常に参考になる意見が聞けることもありますし、既存顧客に配ることで継続取引やアップセル、さらには紹介などにつながるケースも考えられます。
出版×●●がおすすめ
出版した際には出版記念セミナーを開催することをおすすめします。
例えば、セミナー参加者に本を無料でプレゼントしてしまうのもよいでしょう。
セミナーを受講して本も読んでくれたら、きっとあなたが提供するサービスも前向きに検討してくれる状態になるはずです。
セミナー以外にも出版×●●は、ぜひ考えていただきたい方法で、ラーニングスでも常にこの●●に知恵を捻っています。
「出版×DM」で、郵送で本を配布しての新規法人顧客の開拓に取り組む会社もあれば、「出版×オウンドメディア」と考えて、一冊の本のために作ったコンテンツをオウンドメディアや動画に再利用していくという方法に取り組んでいる企業もいます。
「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何物でもない」という言葉がありますが、きっとまだまだ「出版×●●」の可能性はあるはずで、そのアイデアが実行されていくときっと出版業界はもっと魅力的な成長産業へと変わっていくはずです。
まとめ
出版して書店流通ができたとしても、店頭に置いてもらうのは別の話です。
書店流通すると決めたなら、積極的に営業活動を実施して、店頭に並べてもらう努力をする必要があります。
本は、出版後の活用がプロジェクトの成否を分けますので、積極的に販促活動や配布をして売上アップにつなげていきましょう。
ラーニングスでは、出版後の本の活用方法までを戦略的に考えた企業出版サービスをご提供しています。
売上アップにつながる本を取り入れたいと考えた際は、ぜひお気軽にご相談いただけると幸いです。
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