ビジョンブックを作るのに向いている企業【8つの特徴】
ラーニングスでは、人材に関する経営課題解決のためのサービスとして『ビジョンブックプロジェクト』を提供しております。
経営者にとって人材に関する悩みは尽きないもので、特に
離職率が高い
思ったように仕事をしてくれない
採用が弱い
社員教育にお金がかかる
理念が浸透しない
といった課題を感じていることが多いようです。
もちろん、ビジョンブックを作るだけで上記の課題が解決するわけではありません。
ただ、人材に関する悩みをほったらかしにすると、場合によっては業績悪化等の問題を引き起こしてしまいかねません。
どの企業でも人材に関する悩みは減らしたいでしょうし、課題解決に向けた取り組みをしているものです。
今回の記事では、特に『ビジョンブックプロジェクト』が役立ちやすい企業の特徴について紹介します。
もし、一つでも当てはまるものがありましたら、ビジョンブックを作ることを検討してみていただけたら幸いです。
記事の目次
特徴① 創業間もない
創業間もなく、これから社員を集めていこうという段階でビジョンブックを作ると、その後の採用活動をスムーズに進められる可能性が高まります。
創業時の想い、これからどんな会社にしていきたいのかをビジョンブックにまとめてみてはいかがでしょう。
創業間もない時に作るのは時期尚早と考える人もいるかもしれませんが、早く作れば早く使えるため、機会損失を減らして長期間使い続けられると考えることもできます。
特徴② 社員数が急に増えている
ベンチャー企業やスタートアップ企業は、社員数を急激に増やしていく時期があります。
でも、社歴が浅い社員が多くなるとどうなるでしょうか。
一人ひとりが考える「当たり前」がそれぞれ異なってしまうリスクがあります。
会社のルールや考え方をビジョンブックにまとめることで、急に増えた社員のベクトルをまとめていくことをおすすめします。
ただビジョンブックを作って配るだけではなく、ビジョンブックを使用した1on1などを通して理念の浸透を図るのも効果的でしょう。
特徴③ 2代目社長など事業承継した企業
事業承継によって経営者が変わると、それまで暗黙知で動いていた社員の動揺や経営者への不信感等が生まれる可能性があります。
ビジョンブックをツールとして、社員とのコミュニケーションを深めていく取り組みがおすすめです。
参考記事:「人材の強化」に最適!?会社の取り組みを発信し続ける2代目社長
特徴➃ 離職率が高い
せっかく社員教育に力を入れても、次々に辞めていってしまってはかけた費用をどぶに捨てるようなものです。
採用にもさらに費用がかかることを考えれば、離職率は低く抑えるに越したことはありません。
もし離職率が高いなら、それは多くの場合で人間関係が原因と言われています。
離職率が高い問題はほったらかしにするのではなく、経営者の想い、会社の目指していることを共有する努力が必要となります。
特徴⑤ 指示待ち社員が多い
指示待ち社員だらけだと、経営者はいつまでも現場仕事を続けなければなりません。
仕事を任せようと思っても、何度も「これはどうすればいいですか?」という質問攻めにあい、毎日社員の質問に答える時間がほとんどになってしまっている経営者も多いことでしょう。
経営者がやるべき仕事に集中できなければ、業績が上がることはありません。
ビジョンブックには、何を軸に考えればよいのかなどのルールを掲載して、社員が考えて動ける組織づくりを目指していくことをおすすめします。
特徴⑥ 経営において「ヒト」の要素が肝心
経営の資源としてよく言われる「ヒト」・「モノ」・「カネ」ですが、特に「ヒト」の要素が肝心となる企業にはビジョンブックがおすすめです。
無形商材を扱っている企業、社員の営業力が武器となっている企業はまさに「ヒト」の要素が業績に直結する企業と言えるでしょう。
「ヒト」の要素が肝心の企業の場合、ほったらかしで業績が上がることはありえません。
働きやすく、やりがいを感じられるような仕組みや理念の浸透への取り組みが大切になります。
特徴⑦ 成長の壁にぶつかっている
社員30人、50人、100人は成長の壁とよく言われます。
組織が大きくなることは素晴らしいことではありますが、一方で同じような管理の仕組みでは対応しきれなくなるとも言えます。
管理職が増え、さらに管理職を管理するポジションもできるはずです。
優秀な営業マンが優秀な管理職となるとは限りません。
どのように組織をマネジメントするのか、それもビジョンブックに掲載することで成長の壁を突破しやすくなります。
特徴⑧ 採用力が弱い
ビジョンブックは社内向けに作るものと考えられがちですが、採用活動でも活用することができます。
求人に応募してくれた方にあらかじめビジョンブックを渡しておくことで、入社後のミスマッチを防ぐこともできますし、理念に共感して入社志望度のアップにつながれば、内定辞退を減らすこともできるでしょう。
採用力が弱いと考えているのは、そもそも会社についてよく知ってもらえていない可能性があります。
会社のストーリーや経営者の考え方をビジョンブックにまとめて手渡すことで、入社するかどうかの判断もしやすくなることでしょう。
まとめ
今回はビジョンブックを作ることをおすすめする企業について、8つの特徴としてまとめました。
特徴① 創業間もない
特徴② 社員数が急に増えている
特徴③ 2代目社長など事業承継した企業
特徴➃ 離職率が高い
特徴⑤ 指示待ち社員が多い
特徴⑥ 経営において「ヒト」の要素が肝心
特徴⑦ 成長の壁にぶつかっている
特徴⑧ 採用力が弱い
ビジョンブックの活用方法は、企業の数だけあると考えています。
上記の特徴に当てはまる企業はもちろん、営業力強化などにも効果があるのがビジョンブックです。
少しでも興味を持っていただけましたら、ぜひ一度お問合せいただけましたら幸いです。
企業専門出版のラーニングスがあなたの経営課題を解決します
\お気軽にお問い合わせください/
\出版に関する資料はコチラから/